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幸運は案外、待ってるだけでやってくる

読書感想 ~ 嫌われる勇気 ~

手に取った本のタイトルは『嫌われる勇気』

具体的に、どういう本かというと自己啓発のジャンルになる本。

幸福になるには、どういう考え方を持てばいいのか? という事を、アドラー心理学というものから焦点を当てて表現している本です。

 

book.diamond.ne.jp 

切欠は、たまたま本屋で目に付いたからと、無職で転職活動中という状態の中で、転職活動が上手く行かないという自分の心理状態も影響して、なにかしら救いのような、うまく言えないが、現実逃避する為に自己啓発をいう物を求めていたんだろうと思う。

(と、このような書き出しで始まっている時点で、かなり影響を受けているのでは? と感じる……

 

ちなみに、てっきりつい最近出版された新しい本かと思ったら、初版は2013年とすでに5年前。

 

最後まで読んでみて、中々に面白い本でした。

 

→ 読みやすさ 10/10

ほぼ全編、9割9分近くが対話形式で纏められている為、とても読みやすくなってます。

心理学や哲学といった概念が出てくるが、専門的な単語も出てくるものの、単語の意味をひとまずは深く読み解いていく必要がない為、読みやすさを大きくしている一因かと。

 

→ テンポ 8/10

テンポよく読める。文脈が飛んでいるような事もなかったし、伏線と呼べるものもない。小説じゃないのだし、当たり前だけど。

対話形式という事、それと書き手の実力と編集能力の高さ、きっと両方が上手く合わさっているのだろうなと感じる。

地の文というものが、ほぼない事も読みやすさを底上げしていると思う。

唯一、たまに具体的と言いながら、これは具体的か? 抽象的な表現では? という部分も、あったけど。

 

→ 専門的か? 2/10

心理学や哲学とは何か? とかそういう話ではないので、哲学とかの専門的な内容にはなっていない。

 

→ 満足度 8/10

自分自身に当てはまる部分も多く、こういう考え方もあるのか。となったのは事実。

アドラー心理学、そして『嫌われる勇気』に書いてある事が正しいとか、すぐに納得するのも危ないけど、新しい知見を得られた事自体が、とてもありがたいと率直に感じた。

若干点数が低いのは、まだ理解しきれていない部分があるため。

 

= 心に残った部分 =

P.133 「あの人」の期待を満たすために生きてはいけない

の部分。

理解できたかどうかは一旦置いておいて、「他人の人生を生きる」という事が、今までの自分にドンピシャで当てはまるのが、痛かった……

今まで、自分の為に行っていたか? それとも他人の為に行っていたか? で分けるなら、間違いなく「他人の為」だった……

 

≪ 感想 ≫

言われてみればという部分も結構多く、今まで考えた事のなかったというより、考える事すらして来なかった概念が多かった。

そして、なによりこの本を読んで内容のイメージを膨らませやすかった最大の理由が、『アドラー心理学』で語られるような生き方をしている人が居たから。

それは、前職の上司。

アドラー心理学の生き方まんまやんけ……と呼べるぐらいに、合致する生き方をしていた人。

ずっと自分勝手な人という印象がありつつも、自分としては嫌いになれる人ではなかった。

その生き方が羨ましくもあったのは事実で、今回この嫌われる勇気を読んで、その人がアドラー心理学を知っていたのかは分からないが、アドラー心理学に当てはめてみると、納得できる行動だとも思えたのが、羨ましく感じていた理由なのかなと、ちょっとだけ分かった気がした(完全に分かった訳ではない)のが、かなりでかい。

 

この先、アドラー心理学の生き方をしていくのが正しいのかは、正直分からないが、間違っているとも思えていない。

答えというか、考え続けて行く事が必要だと、今は思う。

 

この本が気になるなら、本当に自分で読んだほうが良い。

自分で読んで、内容をどう解釈するか自分で判断したほうが良い。

 

ただ、ひとまずは今までの生き方はつまらないなというのも、明らかに当てはまって、試しにアドラー心理学の生き方をしてみても、考え方を持ってもいいかなと感じた。

明らかに影響を受けている訳だが、それもいいなと思う一冊だった!

 

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