POWER OF SMILE

幸運は案外、待ってるだけでやってくる

読書感想 ~ ルアーマガジン スモールマウスバス ~

発売は2018年3月。

スモールマウスバス*1に焦点を当てたルアマガの別冊。

 

www.naigai-shop.com

 

ラージマウスバス*2が日本では主流だが、一部の湖や河川に生息しているが、今まで大きく雑誌等で取り扱われる事は少なかった。

バス自体が外来魚という事もあって、大きく取り扱う事が、ある意味タブーのような風潮があったのだろうと思う(あくまで主観)

 

→ 読みやすさ 4/10

雑誌の宿命か、どうしても画像や注釈が多くなるため読みやすさはあまりない。

もっとも、一つの記事としての括りでいう文なら、もちろん読みやすい。と言いつつも、ニッチなジャンルである事も確かなため、もともとある程度バスフィッシングの事が分かっていないと、用語で何言ってるんだろう? という場面が出てくる事になる。

とはいえ、買う人もまったくの素人が買うような雑誌ではないので、問題ではないだろう。

 

→ テンポ 3/10

こちらも、雑誌という事もあってテンポよく読めるタイプではない。

雑誌の悪い点は、どうしても記事の動線が分かり辛い時があるが、これは編集者達の癖みたいなものが大きく影響するのだと思う。

個人的には、記事の動線をもっと考慮した作りにしてほしいとか思うが、編集の知識や大変さが分かっていないので、なんとも……という所だろうか。

 

→ 専門的か? 4/10

どういう意味の専門かという点が出てくるのだが、スモールを釣るという観点でいうなら若干は専門的な内容になっていると思う。

生態として何かを期待しているなら、釣り雑誌なので期待しないほうがいい。

釣る為のスモールの生態、季節毎でスモールがどういう動きをするか? という物はわかる。

 

→ 満足度 7/10

上の点数が低いが、満足度というなら高い一冊。

もともと、スモールの事だけで纏めた雑誌というものが珍しい為、それだけでも価値のあるものだと思う。

プロがスモールを釣る為には、どういう釣り、どういう考えで探しているか? という一端が分かるので、これからスモールを釣りたいという人には、うってつけだと感じた。

 

= 心に残った部分 =

P.108 なかなかの美味! ザリガニのアウトドアクッキング

まさかの、バスとは関係ない部分。

というのも、実はスモール自体に対して造詣があったので、読んでいて元から知っていた内容が多かった。

そのため、別の部分で興味を惹かれてしまった。

それが、ザリガニの箇所。当たり前だが、1~2ページとページを割いての記事ではない。一言程度です。

 

≪感想≫

日本でスモールを釣るとしたら、メジャーは野尻湖*3桧原湖*4

他にも、釣れる場所はあるが基本自分で調べるなりしないと分からない*5

ちなみに良く行く場所は、上の二つではないとある川で、よくスモールを釣りに行ってます。

雑誌の内容的には、野尻湖と檜原湖、そして原産地のアメリカで、プロとロコアングラーの釣行記録から、スモールの釣り方を紹介している内容。

 

各アングラーの釣り方、得意とするリグ等から、スモールを釣るためには何を使えばいいかが見えてくるので、勉強になる。

同時に、紹介されている以外のルアーでは釣れないのか? とも感じてしまうかもしれないが、決してそんな事はなく正直どんなルアーでも釣れると思う。

 

個人的には、釣行記録だけでなくスモールマウスバスに対する世間の視線だったり、それをどう改善するかというアングラーの考え方なども取り扱ってほしいと思った。

編集者の考える、今回の雑誌のコンセプトではないからだろうけど、今の日本ではバスは悪魚。生態系を壊す外来魚のボスのような扱いを受けているのは、バスフィッシングを愛する一人の人間として悲しい限り。

どうしても好きという側面から擁護したくなる事ばかり言ってしまうわけだが、外来魚やバスに対する厳しい意見なども取り扱い、アングラーや関係ない人にもこれからどう付き合っていくか、今ある外来魚に対する問題についてアングラーとして取り組むべき事はなにか? という側面もあれば、もっといい内容の雑誌になったと感じた。

次回作があるなら、そういう問題に対する物も是非取り扱いを希望!

 

けど単純に、スモールを釣るという点に焦点あてた雑誌としては、とても役に立つ雑誌ですよ!

*1:コクチバス - Wikipedia

*2:ブラックバス - Wikipedia

*3:野尻湖 - Wikipedia

*4:桧原湖 - Wikipedia

*5:今はネットで簡単に調べられるので、自分で調べましょう。